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リップルが改善する国際送金|トシ君のRipple(XRP)講座

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リップルが改善する国際送金

みなさまこんにちは。トシ君こと、四條寿彦です。

第1回:リップルってどんな仮想通貨なの?第2回:リップルって○○なんじゃないの?までの記事で、なんとなく疑問は解けたでしょうか。

もし分かりづらい事があれば、いつでもTwitterで訊いてくださいね。

今回は少し入り組んだ話になってきますが、「リップルが改善する国際送金」について極力分かりやすくお伝えできるよう頑張りますね。

現在の国際送金とその問題点

さて、Ripple社が具体的にどうやって国際送金における問題を解決していくのかご説明いたします。

現在の国際送金は、主にSWIFTのサービスを使用して行われています。

コルレス銀行と呼ばれる国際送金を行う役割を担っている銀行(主にその国の代表となるような大きな銀行)が他の国の銀行に口座を開設しています。例えば日本の銀行が、アメリカの銀行に口座を持つようなイメージです。

この例えで言うと、アメリカの銀行にある日本の銀行の口座の事をノストロ口座(のすろとこうざ)と言います。

コルレス銀行はノストロ口座に、現地のお金を大量に保有しています。今回の例で言うならアメリカドルですね。このお金を使って送金します。

日本からアメリカへお金を送る際、日本で国際送金の手続きをします。コルレス銀行となる日本の銀行は送金注文を承り、送る分の日本円を受け取ります。

日本円を受け取った事を確認したら、アメリカにある口座からドルを出金し、目的の口座へと送金します。

これが現在の国際送金の簡単な流れになります。

次はこのシステムの問題点を簡単にご説明します。

1.大量に現地通貨を保有している必要がある

国際送金の為だけに、大量に現地通貨を保有しておく必要があります。

これはいわば死蔵されたお金で、その金額は世界中で27兆ドルにも上るとも言われています。

通貨とは流通貨幣の略で、流通させてこそお金としての真価を発揮します。それがこのように大量に動かせないお金があると、単純にもったいないですよね。

2.不明瞭で莫大な手数料がかかる

日本とアメリカのように、メジャーな国同士ならその用意もあるでしょう。しかしマイナーな国、あまり交流がない国の通貨を保有しておく事はできません。

日本から国際送金をするそして、交流がない国に送金する場合はそのルートを探りながらになります。

いくつもの国や銀行をまたいでの送金になりますので、その都度手数料がかかってしまい、莫大な手数料になってしまいます。しかもこの手数料、相手に着金するまでいくらかかるか分からないんです。

3.着金までにたくさんの時間を要する

現在の仕組みでは、スムーズに送金できて3~4日、ひどい時は1週間を越してもまだ着金しない時があるようです。

あなたがこの記事を読んでいるこの瞬間、地球の裏側では当然昼夜が逆になります。時差の関係で送金に関わる各国の銀行の営業時間にズレが生じてしまうという問題があります。

また2でも述べた通り、目的の口座へと辿るルートを確認するため着金までに時間がかかってしまうということですね。

4.送金ミスの可能性

送金ミスなんて事がこのご時世にあるのかと思われる方も多いかもしれませんが、未だに5%程送金ミスが起こっているようです。

たくさんの国や銀行をまたいで送金し、一歩進むごとに手数料と時間をかけて確認を何度も行います。

しかしそこは違う国。言語が違うことも当然あります。認識のミスなどもあり、最終的に着金しない事もあるようなのです。

5.カウンターパーティーリスク

信用リスクとも呼ばれています。これは、送金に関わる銀行が送金業務を完了する前に潰れてしまう可能性があるということです。

複数の銀行をまたいで送金するということは、「送金に関わる全ての銀行が潰れないということを信用して送金している」状態になると言えます。

銀行が潰れてしまえば当然お金は返ってきませんし、目的の口座へ届ける事もできません。

現在の国際送金の仕組みは、このようにたくさんのリスクにさらされながら成り立っている状況です。Ripple社はこのような問題を解決するために尽力しています。ではどのように解決していこうとしているのかご説明いたします。

Interledger Protocol

インターレジャープロトコルと読みます。ILPと略されて表記されていることが多いですね。

プロトコルというのは標準規格です。ルールのようなものだと思ってください。

今皆さんがこの記事をご覧になっているのはインターネットで接続できているからですよね。

URLの頭には「http」という文字列がある事が確認できます。これは「ハイパーテキストトランファープロトコル」の略で、ハイパーテキストと呼ばれる形式で転送を行うプロトコル(標準規格)ということです。

このプロトコルが存在することにより、どんなブラウザからでも閲覧することができるようになっています。Google chromeでもMicrosoft EdgeでもFirefoxでも見る事ができているはずです。

ILPはレジャー(台帳)の標準規格

同じように、このILPというのはレジャー(台帳)の標準規格ということになります。厳密にはインターレジャーなので、レジャー同士を相互接続することができるルール決めをRipple社が提唱したということですね。

この標準規格を採用することによって、台帳同士を接続することができるようになり、台帳の垣根を超える事ができるようになります。

暗号エスクロー

そしてこのILPには暗号エスクローという機能が使えます。

エスクローというのは、両者の間を取り持ち公平に取引を完了させる役割を果たすものを言います。

たとえばヤフオクでは、落札者は出品者ではなくヤフオクの口座へとお金を振り込みます。ヤフオクは一旦お金を預かり、お金を預かった事を出品者に伝え、出品者に商品の発送を促します。

商品が落札者の元へ届くまで待った上で、落札者から商品が届いた連絡が来た段階でヤフオクから出品者へお金が振り込まれる仕組みになっています。

この場合、ヤフオクがエスクローということが言えます。

説明が長くなりましたが、暗号エスクローとは第三者を必要とせず、ILPのシステムにエスクローの役割を持たせたものです。特定の条件が満たされた段階で保留されていた資金を自動的に送金先へと送るという仕組みです。

ちなみに正式にはCryptographic Escrowというのですが、これに対応する日本語が存在しなかったのでGiant Goxさん(@Giantgox)が「暗号エスクロー」と訳しました。

前回の記事でも暗号エスクローという単語が出てきましたね。

ロックアップはこの暗号エスクローを用いて行われています。

毎月の1日に10億XRPずつRipple社のウォレットに戻る仕組みになっています。これはシステム的に変更することができない為、「やっぱりやーめた全売りする」とRipple社が思ってもできない状態なのです。

このILP及びそこに使用可能な暗号エスクローによって、現在の国際送金の仕組みの大部分を改善することができるようになります。

Interledger Protocolで高速で安全な送金へ

ILPによって相互接続が可能になった台帳で、自動的に送金ルートを特定、確保することができるようになります。

自動的にできるという事は、各国の銀行の営業時間に左右されることなくいつでも送金できるようになります。

自動化の恩恵はそれだけではなく、人件費の削減が期待でき、手数料そのものを安く抑える事も期待できます。

また、予めルートを特定できることにより手数料も明確になります。さらに、全てを自動で行う事によりスムーズな送金が可能になるため、大幅な時間短縮を行う事ができるようになります。今まで何日もかかっていた送金をわずか数分で終える事もできるようになるわけです。

また、暗号エスクローにより安全に送金が行われるようになるため、途中でお金がどこかへ消えて行ってしまう心配もありません。

気になるXRPとの関係は・・

大分駆け足でご説明してしまいましたが、とんでもなく効率化されることはなんとなく分かって頂けたのではないかと思います。

しかし皆様お気づきでしょうか。この記事中に一度も「XRP」という単語が出てきていません。

実はこのILPは、銀行の要望を満たしXRPを最大限活用させるための土台なのです。

ILPによって現在の国際送金の問題点の大部分を解消していますが、まだ全ての問題を解決できているわけではありません。

一番最初に出てきた、死蔵されたノストロ口座のお金も解決されていない問題点の一つですね。

結構長くなってしまったので、XRPのお話は次回の記事でお伝えできればと思っております。

また、今回のILPのお話をもっと具体的に知りたい方は…そうですね、ちょうどいい本があるので是非ご一読いただければと思います。(いつも押しつけがましくすみません)

では、次回の記事もご期待ください!
四條寿彦でした。

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